育つこと、働くこと、老いること。私たちにできること全部。社会福祉法人:藤雪会

看取りについて

私たちの心構え

亡くなるその日までご本人の尊厳を守ります。
主治医、訪問介護、ご家族と連携をとり、こころと体の痛みや不安をできるだけ和らげ、
最後までその方らしく、人生をまっとうできるよう全力でサポートします。

看取りの決定

回復の見込みがなく、医療行為の必要性が薄いと主治医が判断したご利用者に対し、
ご本人またはご家族または後見人に、判断内容を説明します。
その後施設は見取りに関する計画を作成し、終末期を施設で過ごすことの同意を得ます。

施設で看取るということ

長年過ごした場所で自然な最後を迎えるにあたって、
施設はご本人またはご家族に対し以下の確認を事前に行います。

  • 訪問看護ステーションや、主治医と連携し、必要時には24時間連絡体制をとること。
  • 緊急時は施設責任者が駆けつける体制であること。
  • 夜間においては夜間勤務職員が緊急対応を行うこと。
  • 家族との24時間の連絡体制を確保していること。

サポート内容

終末期の経過内容を、職員全体で共有します。
看取りのためのノートやサービス提供票を作成し、
毎日のミーティング時に「ターミナルケア」として状態把握を行います。

家族に対するサポート

  • 家族関係に配慮します。
  • 希望や心配事に真摯に対応します。
  • 家族の身体的、精神的負担を和らげます。
  • 宿泊の手配を行います。
  • お弔い方法も一緒になって考えます。

その時がきたら

ご家族に連絡をし、そのまま施設で看取るか救急車を呼ぶかを判断していただきます。
ご家族が施設での看取りを判断した場合、施設は主治医に連絡をします。